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↑ 2022年5月22日 横田基地を離陸する3機のCH-47F。従来キャンプ・ハンフリーズで使われていたCH-47D型に変わり 2014年5月16日に12機のCH-47F型を受領して 更新を発表している。B Co 3-2 GSAB 所属の機体。(在韓米軍 第2師団 第2航空連隊 第3大隊 B中隊を示す) 機首に黄色の矢印が彼らのマークである。
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日本において米軍のCH-47を撮影できるチャンスは、極めて少ない。在日米軍にはCH-47が配備されていないため、朝鮮半島に駐留しているアメリカ陸軍の航空隊のみが、東アジアでチヌークを見る事の出来る唯一の存在である。しかも 従来通常の任務で日本に飛来することはほとんどない為、日本の航空ファンにとってはあまり縁のない機体であった。従来米軍のチヌークを撮影したい場合 近場では韓国で開催される航空祭に出向くしかなかったが、ここ最近はアメリカ大統領の来日に合わせ数機を日本に持ってくるようになり 米陸軍のCH-47チヌークを撮影できる機会が増えた。この大型ヘリをアメリカ大統領の取材で動く報道陣の移動手段として使われるようになったからである。

但し アメリカ大統領の来日自体が少ない中 彼らの移動日についても公になっているわけではないため 情報通でしかもかなり運に恵まれない限り撮影は成功しない。2022年5月22日の横田基地は、その運が多くの航空ファンに訪れた極めてまれなケースだった。バイデン大統領を載せたエアフォース-1が航空祭の最中に飛来すると言うのも前代未聞だったが、4機ものCH-47Fのフライトを見ることができたのは、実に幸運であったと言える。
本来 彼らの任務は時間米陸軍の主力である第二師団(17000人規模)を支える航空部隊で、朝鮮半島有事にキャンプ・ハンフリーズをハブにして戦闘支援展開できるよう中型のUH-60 攻撃型AH-64と共にCAB(Combat Aviation Brigade)を組み備えることにある。
F型は、振動対策や腐食保護が強化され 長距離燃料システム 最新のミサイル警報装置 赤外線の抑制装置などが進化しており グラスコックピット化されている
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